- LCDゲーム作成キット - Ver0.10 204.7.26 大野 和彦 ○プログラムの概要 コンピュータゲーム黎明期のLCDゲームを再現するための、 支援ツールとライブラリです。 本キットを使用したゲーム作成手順は以下のようになります。 1.(ゲームの内容を考える。) 2.画像を作成する。 a. LCDパネル(個別に点灯可能なパーツ(フラグメント)ごとに異なる色で描く) b. 背景画像(省略可) 3.画像をImagemagickなどでxpm形式に変換する。ここではmygame.xpmとする 4.本キットに含まれるツールlcd_convert_imgで、 パネル画像からフラグメント画像を生成する。 lcd_convert_imgは指定画像を読み込んでフラグメントに分解するので、それぞれに名前をつけてからフラグメント画像出力を行う 5.ゲームのプログラムを作成する 6.lcd.c, mygame.cと合わせてコンパイル・リンクする ○フラグメント切り出しツールlcd_convert_img ./lcd_convert_img xxx.xpm のように起動します。 xxx.xpmは自作したLCDパネル画像のファイル名を指定します。 操作法などは発表資料を参照。 ○サンプルゲーム TREE ./tree_game で起動します。 スペースキーでゲームが始まります。 左右カーソルキーでちぃちぃくんを移動し、落下するごんでぃんを受け止めてください。ごんでぃんが地面に落ちる直前の高さにあるとき、横にちぃちぃくんが移動すると自動的に受け止めます。地面にごんでぃんを落とすとミス1回となり、ミス3回でゲームオーバーです。 一定数を受け止めるごとに内部的なゲームレベルが上昇し、新しいごんでぃんが出現するまでの時間が短くなったり、同時に複数のごんでぃんが出現したりするようになります。ゲームレベルは最大になったあとはレベル0に戻り、また徐々に上昇します。